小澤清の安全格言4原則と心得
会社見たけりゃ安全を見よ
多くの事業場、工場には「安全第一」「労働災害撲滅」といった大看板が掲げられています。
その看板だけを見て「安全優良事業」と判断できるでしょうか。確かに安全は形から入ることも必要なので、安全モニュメント等は魂の入った立派なものに効果がない訳ではありません。
しかし、「安全第一」などの見せ掛けだけの安全に終わってはならないのです!!!
安全のためだけに・・・
① どれだけの金をかけたか
② どれだけの時間をかけたか
③ どれだけの人材をかけたか
継続は力なり
ある寮管理人のあいさつを例にとりましょう。
礼儀作法のできない寮生に、毎朝夕『おはようございます』『行ってらっしゃい』『お帰りなさい』『お疲れ様』をくり返し、全員から返事が返ってくるのに2年かかったといいます。
自転車をこぎ続けないとライトが消えてしまうように
(最近の自転車のライトは充電式が主流なので違いますが・・・)
いかに立派な安全大会を実施しても、日々の安全活動を継続しなければ「安全」の火もすぐに消えてしまうことになるのです。
他人の失敗に学ぶ
左側に1/2,000,000と1/10,000と1/5,000と数字がありますが、これが何を意味するか分かりますか?
事故事例を対岸の火災としない
宝くじの1等が当たる確立は、200万分の1という天文学的数値であるが、誰もが『もしかしたら当たるかも知れない』と想い買っています。
交通事故も労災も宝くじと比較すると、200~400倍もの確率で被災するというのに『自分だけは事故・災害には遭わない』と、人は自分の都合の良い方に考えるのです。
失敗から安全を学んではならない
他所で起きた事故事例を我が身に置き換え、事故防止に努めることは類似事故を未然に防止する上で有効な手段ですが、事故・災害が起きてから再発防止対策を立てるといった『場当たり的』な活動であってはならないのです。
人間尊重~一人ひとりカケガエノナイひと~を企業の理念に掲げていれば、失敗する前に行動が起こせるはずです。
1メートルは一命取る
『徒然草』にみる安全管理「ある木登り名人の話」
今から700年もの昔から安全に対するリーダーの心憎い安全管理がうかがわれます。
高い木の枝で作業しているときは、誰でも危険を感じ細心の注意を払うので、 何も言わないが、降りてきて、軒の高さになったとき、「あやまちを犯すな!心して降りよ」と注意を促しました。
誰でも危険と感じる所では過ちを犯すことは少ないものです。しかし飛び降りても降りられるくらいの高さ迄きて、ホッとした時が最も危険なのです。